TX100 S3がキタヨー
Posted on 2011/11/26(Sat) 16:49 in technical
富士通から絶賛発売中の静音PCサーバ PRIMERGY TX100 S3が到着した。
http://primeserver.fujitsu.com/primergy/products/lineup/tx100s3/
軽く中身を見ていく。
(しかし、注文から2週間もかかるなんて...売れてるのか他が忙しいのか...)
今回は、OSレスの最小構成になっているはず。
- ベースユニット: PYT103T3E タワーベースユニット(250W電源(0-Watt function) 1)
- CPU: PYBCP10CD Celeron プロセッサー G530(2.40GHz / 2コア / 2MB)
- メモリ: PYBME02UA 2GB(1333 UDIMM1)
以下写真ぺたぺた。
とりあえず外観。表と裏。
付属品など。
開帳。
緑色のHDDレールみたいなのが付いている部分が、3.5inchシャドウベイ、という扱いなのだろう。
ケーブルの取り回しが予め想定された程度に固定されている。
付属のSATAケーブル。30cmが4本、45cmが1本の計5本。
中央のケース内ファン
ケースフロント下部のファン
CPUファン
オンボードVGAにATI 215R6VALA21G。
表外したところ。
あれ...もしかしてフロントの3.5インチオープンベイって下1個使えない?
っぽいなぁ...壊せばなんとか。
5インチオープンベイは奥まですっきり。
何故か銀紙で塞がれるフロントポート群
とりあえず電源を入れる。
LSIのRAID。BIOSで初期設定がRAIDなんだろうなぁ...
再起動してBIOSに移動。
とりあえずVt-dはどうなのかと思って確認。Celeron G530搭載タイプなので、そもそもグレーアウトされててサポートされてない。TXTも同様。
デフォルトがRAIDだったのでAHCIに変更。これだけでGT110bを捨てる理由になる。
さて、LANはPXEどうしようかなー...ぁん?iSCSI...?
iSCSIに設定して再起動、Ctrl+DでiSCSI設定モードに...入れる。
とりあえず"P"を押してPRIMARYに...出来る。
isc-dhcpd.confにこいつのMACを登録してLU見せてみる。
普通に起動しようとする。
キ「つまり、TX100 S3はBIOSの設定とDHCPの設定のみ行えば、クローンをすぐにでも動かせるってことだよ!」
ΩΩΩ「な、なんだってー!」
その後、オンボードでiSCSI Bootが出来るという事実だけで残りのBIOSには興味がなくなってしまった。
後できっとリモート管理とか、何故かPCIe3がDisableになっていた事実を思い出すだろう...。
まぁ、後は軽く電力測定。起動直後で37W。
grub画面1分放置で27W。
立ち上がりの最中は18W。
全体的に省電力というのは事実のようだ。
その他。
- 本当に静か。起動しても耳寄せないと気づきにくい。あと、「起動時のみ爆音」みたいなことも無く最初から最後まで静か(あくまで個人の感想です)
- デフォルトBIOS設定だとFANが1個でも無いと起動しない。(BIOSでPOST Errorsをdisableにすると回避可能)
- CPU載せ替えたらVt-dとか使えるのかは知らない。
- Ethernetは82574L + 82579LM
このあとは、Solarisを入れてストレージサーバとして完成させる工程が待っている。
...のだが、少々時間がかかりそうだ。