Q77とUbuntuとHeadless
Posted on 2013/03/08(Fri) 01:04 in technical
DQ77KBにUbuntu Server 12.04.2を入れる。
でもモニタとかディスプレイを挿さないので基本はsshだけど、必要に応じてVNCにしたい。
という当たり障りの無い話を書く。
DQ77KBにはvPro機能の一部であるところのIntel AMTが搭載されている。もちろん対応CPUを載せればの話だ。
Intel AMTの操作には、普段はManageability Commander Toolを使う。
Serial Console Redirectionモードで動くのでBIOSを見ることもできる。
CDは手元のisoファイルをIDE Redirectionすることで、IPネットワーク経由でCD Bootが出来る。
すると、ディスプレイを挿す必要もなくなる。
素晴らしき遠隔操作(と地雷を踏んで結局ディスプレイを挿してデバッグする)世界へようこそ。
DQ77KBのBIOSを0049にアップデートしたところ、UEFI Bootはデフォルトでenable。
まず面倒なので、これをdisableにする。
enableのままだと、何故かIDE-R中にisoイメージの転送が止まって、最初にkernel読み込ませろよハゲ、って言われちゃう。
(はっきり言ってIntel AMTは随所にハマりどころがあって、クソゲーの様を呈している)
Ubuntu Server自体はIDE-Rを使ってインストール。(特に説明してないですけど、mSATAが挿してあるのでそれに。)
この時、IPの設定とOpenSSHを追加でインストールしておく。
(忘れると、結局ディスプレイとキーボードを挿す羽目になるので。IPはDHCPでも推測可能なので別にいいかな。)
sshd_configは起動後に適当に調整。適当にapt-get update; apt-get dist-upgrade -yしたりしておく。
後は、デスクトップを入れてVNCの設定をする。今回は軽めのxubuntu使う。
$ sudo apt-get install xubuntu-desktop tightvncserver $ sudo vi /etc/lightdm/lightdm.conf # add follow code. [VNCServer] enabled=true port=5901 width=1200 height=720 depth=16 $ sudo /etc/init.d/lightdm restart
これでVNCでX.X.X.X:5901にアクセスしてLightDMのログインフォームにアクセス出来るのでログインすればいい。
ただ、VNCでログインすると色々なアプリがクラッシュするので、ubuntu-desktopにした方が安定するんじゃないかな...と、思う。
日本語周りはよく分かんないので放置。英語でおおよそ十分ですからゆえに。