ZFS Benchmark - RAID0編
Posted on 2011/11/04(Fri) 22:45 in technical
構成ディスク台数の増加に伴うZFS性能変動をfioを用いて測定する。
おそらく2番目に需要のないRAID0編を続けるのであった。 測定環境は ZFS Benchmark – 環境構成編(https://www.ainoniwa.net/pelican/wp/224) を参照。
美しいスケールOpenIndiana、ガタつくFreeBSD。基本的には本数増やすとスケールするよね、というグラフ。
何故か8本目でカクッと下がるOpenIndiana。綺麗にスケールするFreeBSD。OpenIndianaの方が速い。
単にサチってるだけかもしれないので、スケールの美しさはやはりOpenIndianaの方が上。
面白いことに5台目で同じ傾向が見られた。ベンチマークソフトまたはZFSの共通問題じゃないかな。
FreeBSDは6台目以降スケールしてないけど、OpenIndianaは綺麗に伸びてる。
512KiB Random Readは同じくらいだ。ふむ。
これも大体同じ。FreeBSDの方が綺麗だけど誤差か。
大体同じ。
総評
- 現状のスケール性能はOpenIndianaの方がFreeBSDよりも上。
- Random性能は大体同じような傾向を示した。
- 何故か同じ性能劣化傾向を示す組み合わせが見られた。